『いつかはターサー』
ひと昔前にはよく聞かれた、ランナーさんの合言葉である。
サブ3クラスのランナーさんが履く薄底シューズで、いつかは自分もターサーを履いてマラソンを走れるレベルになりたいって事を意味する。
一般ランナーさんの憧れのシューズ、それがターサーシリーズである。
現在絶賛故障中。半月板損傷中のワタクシ天パとは無縁の言葉のように感じる。
ところが！ワタクシ天パ、この度、ターサーデビュー致しました。
(軽微な)半月板損傷から113日経過。まだ正座も出来ないくらいの現状で薄底シューズデビューは正解なのか？などを徹底解説
半月板損傷の現状
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※画像はイメージです。
- 痛みはないけど常に違和感があり
- 日常生活に支障はきたさない
- 正座は無理
- あぐら時は膝裏にクッションをかます
- 僅かな体重移動で患部からパキッパキッとクリック音
かれこれ一か月以上、上記の現状から良くなっていかない。
あと、走った翌日の強い違和感が一番の悩み。
故障中なのになぜ厚底シューズでなく薄底シューズなのか？
膝の故障中だから、膝に負担の掛からない厚底シューズでリハビリランするのがオーソドックスであろう。
しかし、ワタクシ天パの考える故障の原因はズバリ厚底シューズ。
着地を厚底シューズの性能に任せた事による着地筋の劣化。
そしてその結果、フカフカ厚底シューズでの着地によって小さなブレが発生し、その足元のブレが膝の捻りを発生させながら走ってたのではないか？
そこで、ワタクシ天パはこう考えたのである。
天パ故障が治ったら薄底シューズで着地筋を鍛えよう！
そう考えて、これまでのリハビリランニングではゲルカヤノ29で走ってきた。
ところが、先日、
天パあれ？でも治ったらペースも距離も負荷を上げたポイント練習をしたい。
でも、薄底シューズデビューがポイント練習とかヤバいのでは？
って事で、現状の低負荷ランニングで薄底シューズに馴れておく事にしたのである。
ゲルカヤノ29からターサーRP3
完走狙いのシューズ『ゲルカヤノ29』から、いきなりサブ3クラスの『ターサーRP3』へ。
さて、開封。
ゲルカヤノと並べてみると↓
かかと↓
ソール(左がターサー)↓
同じサイズを買ってるけど、ゲルカヤノのソールがかなりでかいね。
半月板損傷リハビリランニング
前回ランでは初の二桁、10kmを㌔6’47で走った。
それから中4日、損傷からは5回目のリハビリランニング。
プランは前回より1km伸ばして11km。
しかし、薄底シューズは初めてにつき、実際走った時の負担が想像つかない。
従って、ペースは決めず、距離も予定に拘らず。
また、今回も“違和感”ではなく“痛み”が出たら即中止。歩いて帰宅する、を鉄の掟とする。
そして走った結果↓
11kmを予定通り完走。
薄底シューズデビュー、緊張の走り出しは
天パシューズ軽っ！
ビシビシ衝撃がダイレクトに来るぜー！
着地の際に何となく『自分の足裏』を感じる(ような気がする)。
天パやっぱりランニングはこうでないとアカンで…
って調子に乗って走ってたけど、後半はやっぱり前回以上に足の疲労を感じた。
それでも、痛みはなく、シューズの軽さからか？ペースが自然と(少しだけ)上がってフィニッシュ。
薄底シューズデビューは思ったよりは普通に走れたのは嬉しい誤算。
着地筋を鍛えたいのと、次回ランまでに完全回復したいのとで、帰宅後すぐにリカバリープロテイン↓
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半月板損傷リハビリランニング翌日
故障後の初ランは走った翌日に痛みが出たが、その後は痛み無し。
そして、嬉しい事に今回も痛みは無し。
ただし、違和感が今回も有り。
しかも、痛みの直前って感じの強い違和感。
それでも、1kmとは言え前回より距離を伸ばして、更に前回より脚に負担の掛かる薄底シューズで走っての“痛み無し”だから、完全復帰への道としては悪くないと思いたい。
まとめ
思い切って薄底シューズデビューしてみたけど、今のところの率直な感想は↓
天パ買って良かった！
しばらく、今回購入したターサーRP3を履いて少しずつ距離とペースを上げていって完全復活を目指そう。
半月板は損傷したら治る事はない(手術以外)。
ターサーで走って着地筋をはじめとする走る筋肉を鍛えて半月板を守るしかないってのがワタクシ天パ的復活へのロードマップ。
ところで走った後に気付いたのだけれど、隠岐の島ウルトラマラソンTシャツ着てターサー履いてたのに㌔6’34でゼーハーしてるのちょっと恥ずかしかったかな？
この記事が故障に苦しんでるランナーさん、半月板損傷中の方の参考になれば幸いである。
※ただし普通、故障中に薄底シューズで走らないと思うので、良い子の皆はマネしないでね(自己責任で)。
